5、出産を拒否された場合の対処法

男性に出産を拒否された場合でも,法的には女性の意思で出産することをとめることはできませんので,男性の同意なしに出産することは可能です。そして,出産した場合には,子の法律上の父に対しては,養育費の請求をすることができます。

男性と婚姻していない場合には,男性に子を認知してもらわなければ,男性は法律上の父にはなりません。したがって,男性には任意に認知届を提出してもらうか,男性に対して調停又は審判を申立て,認知を求めることになります。養育費の支払いを求められるのは,認知がなされた後ということになります。

婚姻している場合には,当然に子の法律上の父になりますから,当然に養育費の請求をすることができます。

男性が出産を拒否していた場合に,任意に養育費を支払うことは考え難いので,男性が任意に養育費の支払いをしない場合には,調停や審判を申立てることになります。

中絶の慰謝料に関するまとめ

妊娠中絶をしたけれども,男性が慰謝料や治療費を支払ってくれない場合,慰謝料やその他の費用を請求することができる場合があります。端から慰謝料や治療費を請求できないと思ったり,請求できたとしても半額程度であると考えたりするのではなく,まずは弁護士に相談してください。